妊婦の体重管理は大変!体重をコントロールする方法は?【体験談】 | Bellemee

妊婦の体重管理は大変!体重をコントロールする方法は?【体験談】

bellmee編集部のSachiです。
妊娠時の体重管理のコツを私の体験を元に書きます。

大切な時期ですので医師や助産師に相談しながら、体重の管理をして妊娠生活を楽しんでください。

妊娠初期の体重の変化について

(妊娠初期→2ヶ月〜4ヶ月)

私の妊娠前の体重は46キロでした。
産婦人科で「妊娠しています」と言っていただいてから主治医の先生に言われたのが、
「妊娠初期はまだ油断はできないですが、体はしっかり妊婦さんなので“つわり”あると思いますので、食べられる物だけでも食べて下さいね」
という言葉でした。

“つわり”という言葉とどのようなことが起こるのかは、大体は理解していたつもりだったのですが、想像以上に辛かったのを覚えています。
食べることはもちろん、匂いも嫌になり、食べられない日々が何週間か続きました。

私の場合は、野菜ジュースとポテトが無性に食べたくなるというタイプだったので、そればかりの偏った食生活を送っていました。
しかし、通常の食事が摂れなかったので、体重は43キロに減りました。

妊娠中期の体重の変化について

(妊娠中期→5ヶ月〜7ヶ月)

そして、無事に赤ちゃんの心拍も確認でき、妊娠中期になりました。
この時期になってくると、つわりの症状もなくなります。
両親、親戚、主人にも「つわりでほとんど食べれなかったから、栄養摂らないとダメだよ」と言われるようになり私自身も、つわりから解放された気持ちが大きく、たくさん食べてしまっていました。

そして、ちょうど妊娠6ヶ月頃私のお腹の張りが酷かったので、病院で診てもらうと切迫流産になるかもしれない…とのことでそのまま急遽、入院をしました。

入院中は絶対安静で、トイレ以外はベッドで横になっていないといけませんでした。
しかし、食事はしっかりとしたメニューだったので食べては寝て…食べては寝て…
と入院期間の1週間はそのリズムを繰り返していました。

そして、その後主治医の先生から退院を許されたのですがお腹が張りやすい体質ということで、お腹の張り止めの薬を毎日服用する
ということでの退院でした。

なので、退院してからも、トイレとお風呂以外はずっと寝ている状態でした。
そして、買い物はもちろん、家事もできない日々が数ヶ月続きました。
運動を禁止されているので、さすがに体重も増えてきて51キロにまで増えました。

妊娠初期から比べると、8キロ増加したのです。
その頃ぐらいから、主治医の先生にも「体重管理をしっかりしてほしい」と言われ運動はできないので、食事の面でコントロールするように心掛けました。

例えば)
朝食→白ごはん、海苔、納豆
昼食→湯豆腐、サラダ
晩食→湯豆腐、サラダ

これは例えなので、毎日というわけではありません。

自分の体も大事ですが、何よりもお腹の赤ちゃんの栄養のことも考えないといけないので、葉酸サプリなども飲みながらなんとか体重をコントロールしようと頑張っていました。

しかし、やはり動けない分、体重は少しずつですが増えていきました。

私が出産した産婦人科では妊娠前の体重から8キロしか増えてはいけない
という厳しいルールがある病院だったので、主治医の先生からも厳しく言われました。

妊娠後期の体重の変化について

(妊娠後期→8ヶ月〜10ヶ月)

そして、そんなプレッシャーの中、やっと妊娠後期に入りました。
“やっと後期に入った〜”という喜びも束の間…
本当の体重増加はここからでした。

妊娠後期になると、どこから見てもすっかり妊婦さんというぐらいにお腹がポッコリ出ていました。
この時期になっても私は張り止めの薬を欠かすことができずに飲んでいたため遠出はもちろんですが、出掛けることもほとんどできず、それとともに体重は増加する一方でした。

妊娠9ヶ月頃になった時、出産に向けての勉強会が産婦人科でありました。
その頃からやっと少しずつ動いてもいいと先生から言ってもらうことができました。

この頃の体重の課題は『今の体重をキープすること』でした。
その日から私は散歩を日課にしました。
私の出産予定日が6月だったので、5月頃はちょうど良い気候だったこともあり毎日、家の周りを散歩していました。
しかし、体重は増える一方でした。

その事を助産師さんに相談したら
「妊娠後期は赤ちゃんの成長もスピードアップするし、食事制限してても、空気を吸ってるだけで増えちゃうからね」と言われました。

それでも、8キロに抑えないと産道の周りに脂肪が付いてしまい、出産する時に難産になる可能性が高い。
とも教えてもらっていたので”意地でもキープする”という気持ちで出産までの2ヶ月を過ごしました。

食事の面では

  • 白ごはんやパンは食べず、お腹が空いたら煮干しを噛んで空腹を紛らわせる。
  • 食欲をなくすために、頻繁に歯を磨く。(歯磨き粉の味で食べ物が欲しくなくなる)
  • 暑くても『湯豆腐』をポン酢で食べる。サラダはドレッシングなし。

運動の面では

  • 毎日の散歩は必ず。
  • 助産師さん直伝の妊婦さん用のスクワットをする。
  • 雑誌や段ボールなどでステップを作り、テレビを見ながら上り下り。
  • 臨月になる頃には、赤ちゃんが下りてきやすいように家の床を雑巾掛け。

これらのことを全てやりきり体重は少しオーバーしましたが+9キロに抑えることができました。
これが私の妊婦生活のピークの体重でした。

体重コントロールを頑張ったおかげでその後、14時間という安産で無事に赤ちゃんを産むことができました。

出産までの厳しい体重コントロールは本当に辛かったですが、そのおかげで、大きな問題もなく出産できたのだと改めて思います。

妊娠中は出来ることも限られていて、普通の食事制限や運動はできませんが、自分と赤ちゃんの体調に合わせて頑張ることはできると思います。
みなさんも、上手く体重コントロールをして安産で元気な赤ちゃんを産みましょう。